2010年12月15日

PTSDやトラウマをどうやって治すのか

PTSD(心的外傷後ストレス障害といって、心に起こる障害が慢性化してしまうもの)では、フラッシュバックや悪夢といった形であらわれることがあり、なかなか完全に払拭できません。
こうしたトラウマの記憶を、無理やり抑え込むのはまず不可能です。
過去のものとしてトラウマを無くすためには、正面からその記憶と向き合う必要があります。


PTSDに対する心理療法では、患者のトラウマの体験について話し合うことで、不安や恐怖の反応を大きくしている不合理な思考パターンを見つけ出して訂正するといった方法が執られています。
また、その体験を段階的に思い起こさせるような刺激に接することで、そこから生じる不安や恐怖の反応を和らげていくのです。
気分の落ち込みの度合いや不安など、症状の具合によっては、抗うつ薬や抗不安薬などの薬物療法をする必要があります。


命に関わる恐ろしい体験は誰も望みませんが、人生は何が起こるか予測できません。
恐ろしい事態に直面したときの恐怖感、あるいは無力感が、PTSDのように心に重大な傷を負わせる可能性があるということを知っておきましょう。
posted by カオリ at 18:44| こころの健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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